# 発行済み株式数：期末、加重平均、浮動株、希薄化の違い

発行済み株式数は自己株式を除きますが浮動株より広い概念です。時価総額、基本・希薄化EPS、買戻し、発行、報酬、転換証券は異なる日付と定義を使います。

正規 URL: https://wiki.fcontext.com/ja/stocks/outstanding-shares/
事実確認日: 2026-07-21

> 教育目的のみであり、投資助言ではありません

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## 直接の答え

発行済み株式数は、会社が発行して社外投資家が保有する株式で、会社保有の自己株式を除きます。単純化すると：

`発行済み株式数 = 発行株式数 - 自己株式`

制限株や集中保有株も含むため、公開浮動株とは同じではありません。会社が発行できる法的上限である授権株式数や、EPSに使う加重平均株式数とも異なります。

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## 各株式数が答える問い

- **授権株式：**法的発行能力で、現在の所有ではありません。
- **発行株式：**会社が発行した株式で、後に自己株式となった分も含みます。
- **発行済み株式：**特定日に社外保有される発行株式です。
- **公開浮動株：**適用定義の下で一般投資家が取引でき、関係者・制限株を除くことが多い株式です。
- **基本加重平均株式：**報告期間を時間加重した基本EPS分母です。
- **希薄化加重平均株式：**会計規則上希薄化する潜在普通株を基本分母へ追加します。

時価総額は通常、現在価格と現在または直近の期末株式数を使います。基本・希薄化EPSは期間平均を使います。投資家の「完全希薄化」モデルは追加報酬や転換証券を想定し、GAAP希薄化株式と一致しない場合があります。

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## 株式数ブリッジの例

会社の授権株式が`500m`、発行株式が`120m`、年初自己株式が`20m`とします。

`年初発行済み = 120m - 20m = 100m`

4月1日に`12m`株を発行し、10月1日に`8m`株を買い戻すと、年末発行済み株式は：

`100m + 12m - 8m = 104m`

基本加重平均株式は異なります。

`100m + 12m × 9/12 - 8m × 3/12 = 107m`

希薄化報酬が加重`6m`株を加えると希薄化加重平均は`113m`です。普通株主帰属利益が`$226m`なら：

`基本EPS = $226m / 107m = 約$2.11`

`希薄化EPS = $226m / 113m = $2.00`

年末価格`$50`なら期末`104m`株による時価総額は`$5.2b`です。`113m`の期間平均を使うと日付と定義を混ぜます。

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## 調整チェックリスト

- 10-K・10-Q表紙の発行済み株式数と測定日を確認します。
- 株主資本注記で授権、発行、自己、発行済み株式を調整します。
- EPS注記から基本・希薄化加重平均分母を取ります。
- オプション、RSU、業績報酬、従業員制度、ワラント、転換証券を確認します。
- 実際の買戻しを新規発行・株式報酬と比較し、承認枠を実行済みと扱いません。
- 株式分割を過去系列へ調整し、経済的日付を保ちます。
- 総発行済み、浮動株、指数の浮動株調整を区別します。
- 未確定報酬・転換証券の将来希薄化を現在GAAP希薄化と分けます。

買戻し中でも、従業員発行、買収対価、オプション行使、転換が上回れば株式数は増えます。1株当たり経済性には見出しでなく純ブリッジが必要です。

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## よくある誤解

- 「発行済み株式は浮動株だ。」内部者・関係者・制限株は発行済みでも浮動株外になり得ます。
- 「授権株式は発行済みだ。」授権は能力だけです。
- 「10-K表紙株式数がEPS分母だ。」EPSは期間加重平均です。
- 「買戻し発表で直ちに株式数が減る。」完了取引だけが報告数を変えます。
- 「自己株式は発行済みに含む。」会社保有自己株式は除外します。
- 「希薄化EPSは全潜在株を含む。」反希薄化証券を除き特定会計法を使います。

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## 関連トピック

- [希薄化株式数の調整](/ja/stocks/diluted-share-count-reconciliation/)
- [時価総額](/ja/stocks/market-capitalization/)
- [1株当たり利益](/ja/stocks/eps/)

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## 権威ある情報源

- SECとInvestor.gov、財務諸表・10-K/10-Q読解資料。
- SEC Form 10-K、表紙開示要件。
- FASB、1株当たり利益の基準設定資料。