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DCFのターミナルバリュー:永久成長、出口倍率、感応度

教育目的のみであり、投資助言ではありません

ターミナルバリューは、DCF明示予測期間の末時点で、その後の全CF価値を推定します。1~5年を明示するなら通常5年末に位置し、6年以降を表すため、評価日まで割り引く必要があります。

永久成長法と出口倍率法が一般的です。どちらも遠く不確実な経済を少数仮定へ圧縮するため、DCFの大部分を占め得ます。精密な残差ではなく、事業ロジックを伴う範囲で示します。

無レバレッジFCFFとWACCを使う企業価値DCFで、第n年末の式は:

TVₙ = FCFFₙ₊₁ ÷ (WACC - g)

FCFFₙ₊₁ = FCFFₙ × (1 + g)

WACC > gが必要です。終期は利益率、税、運転資本、設備投資、競争収益、資本構成が安定した状態です。成長には再投資が必要で、g = 再投資率 × 増分投下資本利益率で整合性を確認します。

出口倍率法はTVₙ = EBITDAₙ × 出口EV/EBITDAのように正規化終期指標へ将来倍率を掛けます。倍率は第n年の成熟度、成長、利益率、資本集約度、金利環境に合わせ、現在のピーク倍率を流用しません。

終値と明示FCFFを現在価値へ割り引いて企業価値とし、普通株へ調整します:

普通株価値 = 企業価値 + 非事業資産 - 負債 - 優先請求 - 非支配持分 - その他上位請求

一貫した希薄化後株数で割ります。株主CFモデルは株主資本コストを用い直接株主価値を求めるため、口径を混ぜません。

5年目正規化FCFF $100m、WACC 9%、永久成長3%なら6年目は$103mです:

TV₅ = $103m ÷ (9% - 3%) = $1,716.7m

PV(TV) = $1,716.7m ÷ 1.09⁵ ≈ $1,115.8m

$1.717bnは5年末価値です。明示期間PVが$350mなら企業価値は約$1,465.8m、終値比率は約76.1%です。

分母のため非線形です。WACC 8%、g=3%なら$103m ÷ 5% = $2,060m。WACC 9%、g=2%、6年FCFF $102mなら$102m ÷ 7% = $1,457.1mです。二次元表を示します。

5年目正規化EBITDA $180m、9×なら$1,620mです。その倍率が暗示する成長と収益を確認します。両方式の一致も、同じ楽観マージンを共有すれば独立証拠ではありません。

  • 終値時点と割引指数を確認し、5年末価値を今日に直接足さない。
  • 一時的運転資本解放、資産売却、税、ピーク利益を正規化する。
  • 成長、再投資、資本収益を整合させる。
  • 根拠ある幅でWACC > gを保つ。
  • 成熟市場と通貨インフレに合う永久成長を使う。
  • 終期状態の同業・倍率を使い、ピーク利益と倍率を重ねない。
  • 終値PV比率と安定到達理由を示す。
  • 同じ日付の負債、現金、リース、年金、優先株、非支配持分、転換、希薄化株数を調整する。
  • 現在価格が要求するg、利益率、収益、倍率を逆算する。

正の正規化CFへ到達できない事業では継続企業終値が不適切な場合があり、有限期間、確率加重、清算を検討します。

  • 「終値は今日の価値。」予測末時点で割引が必要です。
  • 「高い終値は良い会社。」低WACC、高g、高倍率だけかもしれません。
  • 「永久成長に再投資不要。」成長は通常資本を使います。
  • 「出口倍率は長期仮定を避ける。」将来市場価格と品質を仮定します。
  • 「2方式で不確実性が消える。」共有入力で誤差も相関します。
  • 「企業価値は一株価値。」資本請求と希薄化を調整します。